2026/06/22 19:02
選ぶ時に「どの色にしようかな」と迷うことがあると思います。
実際、お客さんから色の相談をいただくことも少なくありません。
そんな時は、過去の制作事例をお見せしたり、写真を送ったり、動画を撮ったりしながら、できるだけイメージしやすいようにやり取りしています。
でも、最近ふと思ったことがあります。
それは、セミオーダーには最後まで埋められない部分があるということです。
例えば既製品なら、完成した商品を見て「これが欲しい」と決めることができます。
一方でセミオーダーは、自分で色を選び、自分で組み合わせを決めます。もちろん参考になる事例はあります。
でも、過去に一度も作ったことのない組み合わせだったり、お客さんだけの配色だったりすると、完成形はまだ存在していません。
だから最後は、お客さん自身が頭の中で想像するしかない部分が出てきます。
きっとそこが、一番悩むところなんだと思います。

失敗したくない。せっかく作るなら気に入るものが欲しい。長く使うものだからこそ妥協したくない。
そんな気持ちがあるから、簡単には決められない。
でも、その悩む時間は決して無駄ではないとも思っています。
実際にお客さんから「迷う時間も楽しかった」と言っていただいたことがあります。
どの色が好きだろう。どんな組み合わせなら自分らしいだろう。
そんなことを考えながら少しずつ形にしていく時間も、セミオーダーの楽しさのひとつなのかもしれません。
私もできる限り、写真や事例を増やしたり、ご相談にお答えしたりしながら、お客さんが想像しやすい環境を作っていきたいと思っています。
それでも最後に決めるのは、お客さん自身の「これが好き」という気持ちです。
セミオーダーとは、そういうものなのかもしれません。

【オーダー品】
めっちゃ入る三つ折り財布
外側:優しめピンク × 内側:ブラウン
糸:ベージュ
革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。


