2026/06/14 18:29
最近、ようやく自分が1か月で最大どれくらい作れるのかが見えてきました。
独立したばかりの頃は、とにかく目の前のことをこなすのに必死でした。
もっと効率よくできる方法はないか。
もっとたくさん作れないか。
仕事の流れを変えれば生産量を増やせるんじゃないか。
そんなことをずっと考えていました。
もちろん今でも少しでも良くしたいという気持ちはあります。
でも結局のところ、一人で作れる量には限界があるということです。
革を切り、縫い、磨き、仕上げる。
そのひとつひとつに時間がかかります。
慣れたからといって、何倍もの速さで作れるわけではありません。
無理をすれば品質に影響が出ますし、それは自分がやりたいものづくりとは違います。
だから最近は「もっと作らなきゃ」と焦るよりも、「これが今の自分に作れる量なんだな」と受け入れられるようになってきました。
その一方で、他のブランドを見る目も少し変わりました。
イベントの写真やSNSの投稿で、たくさんの商品が並んでいるのを見ることがあります。
単純に「すごいな」と思います。
その一方で、「これをどれくらいの期間で作ったんだろう」「どんな流れで制作しているんだろう」と気になるようになりました。
むしろ見学に行ってみたいくらいです。
一人で作っているのか。
複数人で制作しているのか。
外部にお願いしている部分があるのか。
きっとそれぞれに工夫や積み重ねがあるんだと思います。
ものづくりを続けていると、自分のできないことよりも、誰かが当たり前のようにやっていることの凄さに気付くことがあります。
最近はそんなことを考えます。
たくさん作れるのはもちろん凄いし、一人でコツコツ作り続けることもまた別の価値があるのかもしれません。
これからも急に何倍も作れるようにはならないと思います。
それでも、自分にできるペースで、一つひとつ丁寧に作っていこうと思います。
【在庫補充品】
財布いらずの小銭入れ
左からブラウン、イエロー、ターコイズ×イエロー、ブラック
革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。

