2026/06/05 20:02
小さくてもお札の端がクシャっとなるのは嫌だ
小さくて薄い財布は持ち運びやすいし、キャッシュレス中心なら十分。
実際、僕自身も「財布は小さい方がいい」と思っています。
ただ、イベントや対面販売をしていると、こんな声を聞くことがあります。
・お札の端が折れ曲がる
・気づくとお札がクシャっとなっている
・薄い財布は少し頼りなく感じる
コンパクトなのはいい。
でも、使いやすさまで削る必要はない。
この三つ折り財布は、そんな考えから生まれました。
この厚みには理由があります
この財布は、他のミニ財布と比べると少し厚みがあります。
「もっと薄くできないんですか?」
そう聞かれることもあります。
もちろん、薄く作ることはできます。
でも、この財布ではあえてそうしていません。
理由のひとつが、お札です。
財布の形に少し丸みを持たせることで、お札が鋭く折れ曲がりにくい構造になっています。
実際に使っている方からも、
「お札があまり曲がらないから無人レジとかでも楽です」
と言われることがあります。
毎日使うものだからこそ、細かな使いやすさを大事にしました。
中身を入れても、極端に膨らみにくい
この財布は、カードスペースや小銭入れ部分の厚みを最初から設計に組み込んでいます。
そのため、カードや小銭を入れたときも、
想像以上にパンパンになりにくい構造です。
薄い財布を無理に膨らませるのではなく、
最初から使う前提で設計しています。
薄さより、長く使えること
この財布は「世界最薄」を目指して作った財布ではありません。
・薄さだけを追求しない
・耐久性を考える
・長く使えることを優先する
そんな考え方で作っています。
手縫いの太い糸に合わせた革を使い、数年後の状態まで考えて仕立てています。
見た目の数字ではなく、
実際に使い続けたときの安心感を大切にしました。
三つ折り財布なのに、しっかり入ります
イベントや対面販売で、この財布を手に取った方からよく言われるのが、
「思ったより、めちゃくちゃ入りますね」
という言葉です。
・カードは実用枚数しっかり
・小銭も見やすい
・お札も無理なく収まる
どれかひとつを犠牲にした設計ではありません。
コンパクトだけど窮屈じゃない。
そのバランスを大切にしています。
ひとつひとつ、手作業で仕立てています
この財布は量産品ではありません。
すべて手作業で仕立てています。
ミシンではなく手縫いだからこそ、
革との相性を見ながらひとつずつ仕上げています。
効率だけを考えれば、もっと簡単な方法もあります。
でも、長く使う道具として考えたとき、この作り方が一番だと考えています。
使い込むほど、表情が変わる革
この財布には経年変化を楽しめる革を使っています。
・色が深くなる
・ツヤが増す
・手に馴染む
新品が完成形ではありません。
使う時間とともに、その人だけの財布になっていきます。
相談できる財布屋です
ATELIER SABOでは、セミオーダーにも対応しています。
・左利き用にしたい
・ロゴはいらない
・色の組み合わせを変えたい
そんな相談を受けながら、一緒に財布を作っています。
実際にご注文の半数以上がセミオーダーです。
こんな人には、特に合います
・お札が折れ曲がるのが気になる
・薄すぎる財布は不安
・収納力も欲しい
・経年変化を楽しみたい
・長く使える財布を探している
ひとつでも当てはまるなら、この財布は相性が良いと思います。
最後に
薄い財布が正解ではありません。
厚い財布が正解でもありません。
大切なのは、毎日ストレスなく使えること。
この財布は、薄さを競うためではなく、
長く快適に使うために設計しました。
その結果として生まれたのが、この少し厚みのある三つ折り財布です。
もし「なるほど、この厚みなら納得」と思っていただけたら嬉しいです。


