2026/04/28 18:24
「広く浅く」という言葉は、よく聞きますが少し違和感があります。
広い=浅い、というのはイコールなのだろうか。
たしかに、多くの人に届こうとすると、どうしても角は丸くなっていきます。
でもそれと「浅い」というのは、イコールではない気がしています。
ただ自分は広く届けることよりも、狭くてもいいから深く刺さるものを作りたい。
そう思っています。
それは、ものづくりだけでなく、発信においても同じです。

誰にもわかってもらえなくていい、とは思いません。
むしろ、ちゃんと誰かには届けたいですし、自分のブランドのことも知ってほしいと思っています。
でも、たくさんの人に「なんとなくいい」と思われるよりも、ほんの数人でも「これがいい」と強く思ってもらえる方が、自分にとっては価値があります。
おそらくこれは、突き詰めると承認欲求なのだと思います。
自分のことを理解してほしい。
認めてほしい。
好きになってほしい。
そういった気持ちの延長線上に、ものづくりがあるのだと感じています。
だからこそ、自分が作ったものを否定されると、モノだけでなく「自分そのもの」が否定されたように感じてしまうことがあります。
会社員時代にデザインの仕事をしていた頃、まさにそうでした。
「これはダメだね」と言われたとき、デザインがダメなのではなく、自分がダメだと言われたような気持ちになってしまう事が多々ありました。
もちろん、頭では理解しています。
それとこれとは別であることも、自分が少し敏感に受け取りすぎていることも。
それでも、どうしてもそう感じてしまうのです。
おそらく同じように感じている方は、ものづくりをしている人の中に、少なくないのではないでしょうか。
だからこそ思います。
ちゃんと誰かに届く、深さを持ったものを作りたい。
そのために間口が狭くなることは、決して悪いことではないと思っています。
むしろ、本当に「刺さる人」に届くためには、必要なことなのかもしれません。

【オーダー品】
めっちゃ入る三つ折り財布
外側:ネイビー × 内側:イエロー
糸:ベージュ
ロゴ位置:内側に移動
【今後の出店予定】
■土澤アートクラフトフェア
5月3日(日)-4日(月・祝) | 岩手
■デザインフェスタ Vol.63
5月23日(土)-24日(日) | 東京
革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。
