2026/04/19 18:52
少し前に、革の仕入れ先から「価格改定のお知らせ」が届きました。
「とうとう来たか」という気持ちと「こんなに上がるのか」という驚きが半分ずつ。
最近は何を見ても値上がりしています。
コンビニで何気なく手に取ったチョコボールの値段に、思わず二度見してしまうこともあります。
だから革の値上げも、流れとしては当然なのかもしれません。
その連絡を受けて、すぐに動きました。
値上げ前に、できる限り仕入れておこうと思い、これまでにない量の革を注文しました。
そして届いた荷物を見て、また別の意味で驚きました。
量もすごいし、とにかく重い。
革は丸められて届くのですが、ひとつひとつが想像以上の存在感で、開けるのも少し億劫になるくらいでした。
それでも、材料は必要不可欠なものです。
自分で作って、自分で販売している以上、仕入れから資金繰りも仕事の一部。
避けては通れません。
ただ今回のことで、改めて思ったのは「ウチはまだ身軽な方なんだな」ということでした。
知り合いでOEMをやっている方の話を聞くと、最低ロットが何百、何千、時にはそれ以上になることもあるようです。
仕入れの金額も大きくなりますし、その分「売らなければいけない」というプレッシャーも大きい。
在庫として残るリスクも含めて、考えることは一気に増えます。
それに比べると、自分は一つひとつ手を動かして作るスタイルで、セミオーダーも多い。
大量生産はできませんが、その分、無理のない形で続けられている。
そういう意味では、今のやり方に助けられている部分も大きいなと感じました。
材料の価格が上がることは、簡単な問題ではありません。
ただそれでも、手に取ってくれたときに「いいな」と思ってもらえるものを、変わらず作り続けていきたいと思っています。
見えないところで起きている変化も含めて、これからも少しずつ伝えていけたらと思います。
【今後の出店予定】
■土澤アートクラフトフェア
5月3日(日)-4日(月・祝) | 岩手
■デザインフェスタ Vol.63
5月23日(土)-24日(日) | 東京
革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。
