2026/03/14 18:08
ウチで取り扱っているイタリアンレザーのターコイズという色は、最初はとても鮮やかな色をしています。
革の中でもかなり目を引く色で、イベントなどで見ていただくと「綺麗な色ですね」と言われることも多いです。
ただ、ターコイズに限らず、使っていくとだんだん色が変わっていきます。
時間が経つにつれて深みのある色に変わっていき、最終的にはグリーンブラックのような、かなり渋い色合いになっていきます。
僕自身も試作品のターコイズの名刺入れを使っているのですが、最近は名刺を配る機会がほとんどありません。
机の近くに置いてあるだけのことも多いです。
それでも、1年以上そのままにしていただけで、色はかなり濃くなりました。
触っていないのでツヤはあまり出ていないのですが、それでも確実に色は深く変化しています。
直射日光にあたらなくても、家の中でもカーテンを通した光や、蛍光灯などでも経年変化は進んでいきます。

イベントなどで「ターコイズはこのくらいまで変わりますよ」とお話しすると、驚かれる方が結構多いです。
最初の鮮やかな色を知っていると、同じ革とは思えないくらい変わるからだと思います。
なので、最初の色がすごく好きで「ずっとこの色のままでいてほしい」という方には、ウチの革はあまり向かないかもしれません。
革はどうしても経年変化していくものなので、時間とともに色は変わっていきます。
ただ、変わった姿もまた、僕は結構好きです。
ツヤが出てくると、深い色と相まってとてもかっこよくなります。
そして、経年変化は使い方によってもかなり変わります。
以前、リピーターのお客様が財布や名刺入れを見せてくれたことがあったのですが、それがとても印象的でした。
その方は、財布や名刺入れをポーチのようなケースに入れて使っていて、とても丁寧に扱ってくれていました。
経年変化自体はしっかり進んでいるのですが、ツヤの出方がとても綺麗で、「ああ、大事に使ってもらっているんだな」と感じました。
もちろん、多少ラフに使っていても経年変化は進んでいきます。
それも革の良いところだと思います。
同じ革でも、使う人や使い方でまったく違う表情になっていく。
そういうところも、革の面白さの一つなのかもしれません。
最初の鮮やかな色から、時間とともに深い色へ。
もしイベントなどで見かけたときは、「こんなふうに変わるんだ」というのも、ぜひ楽しんで見てもらえたら嬉しいです。
【今後の出店予定】
■パンと音楽とアンティーク
3月28日(土)-29日(日) | 東京
■あきうクラフトフェア 手ん店
4月12日(土)-13日(日) | 宮城
■土澤アートクラフトフェア
5月3日(日)-4日(月・祝) | 岩手
革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。
