2026/02/07 18:10
ある方に教わった話が、ずっと頭に残っています。

「行動のあとに残るものが、ブランド。」という言葉。
ブランディングという言葉はよく聞きますが、正確には「ブランデッド」という考え方だという話でした。
最近は、ブランディングという言葉が一人歩きしていて、世界観を作るとか、見せ方を整えるとか、写真の雰囲気や、言葉のトーンを揃えるとか、そういった話をよく目にします。
それらは、たしかに大切だと思います。
実際、それによって伝わりやすくなる部分もあります。
ただそれはあくまで表面的な部分の話であって、最初にやるのはそこではないということでした。
ブランデッドとは何かを「作り込むこと」ではなく、行動を積み重ねた結果として、気づいたらそうなっている状態のこと。
日々、どう行動しているか。
どんな姿勢で仕事をしているか。
納期が厳しい時にどう説明するか。
トラブルが起きた時に、どう対応するか。
そういった一つ一つの行動を、お客さんはちゃんと見て感じ取っていて、その積み重ねが結果的に「このブランドはこういう感じだよね」という印象になっていく。
こちらが「こう見せたい」と考えて作ったものというより、積み重ねてきたことのあとに、残っていくもの。
「丁寧ですね」とか「安心して待てました」とか「時間が経つほど好きになります」とかそういう言葉も、狙って生まれたものではなくて、ただそう積み重ねてきた結果なんだと思います。
だから、ブランディングを意識して何かを作るよりも、今日の行動をちゃんとやり続けることのほうが、よほど大事なのかもしれません。
作ること。
伝えること。
向き合うこと。
逃げないこと。
その一つ一つを積み重ねたあとに、気づいたら何かが残っている。
それがブランドなんだと教わった気がしました。
※写真は少し前にノートカバーをご購入いただいた方のお写真が素敵だったのでいただいたものになります。
革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。

