2026/01/27 19:07
先日、LINEでこんな質問をいただきました。

「革の色は全部で何種類ですか?」
この一言を見たとき、わかりにくいのかな?と考えさせらました。
自分の中では、革の色がたくさん選べるという事は、強みのひとつだと思っていたからです。
選べる楽しさがあるし、セミオーダーならではの魅力だし、きっとそれは伝わっているはずだと、どこかで思い込んでいました。
でも、お客さんから見たら必ずしもそうではなかったのかもしれません。
アトリエサボでは、定番色に加えて限定色など、いくつものカラーを用意しています。
作り手側の感覚だと、選択肢が多い方が楽しいし、好みに合わせられるし、セミオーダーらしさが出る。
そんなふうに考えてしまいます。
ただ、商品ページに並んだ革の写真だけを見ると、どれが定番で、どれが限定なのか。
経年変化する革としない革の違いは何なのか。
そもそも全部で何種類あるのか。
そういったことが、意外と分かりにくかったのかもしれません。
選択肢が多いこと自体が悪いわけではなくて、選ぶための情報が足りていなかった。
今回のお客さんとは、LINEでやり取りしながら今選べるカラーの種類について説明しました。
写真を送りながら一つずつ伝えていきました。
「これ以外にも色はありますか?」という質問もありましたが、際限なく革の色を取り扱ってるわけではありません。
何でも「できます」と言うのは簡単ですが、それが本当に親切かというと、そうでもない気がしています。
きちんと説明して、納得してもらった上で選んでもらう。
その方が、結果的に満足してもらえると思っています。
今回のお客さんは、分からないことをちゃんと聞いてくれました。
でも、分からないままページを閉じてしまった人や、聞くのが面倒で購入をやめた人も、きっといると思います。
聞いてもらえたから説明できた。
説明できたから納得してもらえた。
納得したから満足してもらえた。
当たり前のようですが、この流れはとても大事なことだと改めて感じました。
今回のやり取りをきっかけに、革の色の見せ方や伝え方は、もっと分かりやすくしたいと思うようになりました。
選べるという体験は、選べて初めて価値になります。
迷わせるだけなら、それは親切とは言えません。
それでも迷ったときは、いつでも気軽にLINEで聞いてもらえたら嬉しいです。
財布を買うというより、一緒に考えて、一緒に決めていく。
そんな体験も含めて、アトリエサボの革小物を届けていけたらと思っています。


