2026/01/20 22:14
小さい財布ってこれしかないから選んでませんか。本当はもっと、気に入ったものを使いたかったはずなのに。
お店やネットを見れば、財布は本当にたくさん並んでいます。
値段も手頃、作りもきれい。
機能的にも、よく考えられている。
それでも、なぜかピンとこない。
悪くはないけど、好きかと言われると違う。
これを何年も使い続けたいかと言われると、ちょっと違う。
そんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
困ってはいないけど、満たされていない

今売られている財布の多くは、
ちゃんとしています。
収納もあるし、壊れにくい。
使う分には、特に問題はない。
それでも、
・素材の質感がしっくりこない
・触ったとき、気分が上がらない
・どこかで見たようなデザインに感じる
そんな小さな違和感が残る。
困ってはいない。
でも、満たされてもいない。
その感覚こそが、
既製品の財布に感じる物足りなさだと思っています。
だから、自分が使いたい財布を作ることにしました
この三つ折り財布は、売れる財布を作ろうと思って生まれたものではありません。
自分自身が、心から使いたいと思える財布を作りたかった。
・本革であること
・触った瞬間に、ちゃんといいと感じること
・安っぽく見えないこと
・長く使うほど、味が出ること
そういう当たり前だけど、
既製品ではなかなか満たされなかった部分を
ひとつずつ形にしていきました。
なぜ、三つ折り財布なのか
この財布を三つ折りにしたのにも、理由があります。
キャッシュレスが増えて、
もう大きな財布はいらないと感じる一方で、
・小さすぎて使いにくい
・薄さ優先で、作りが頼りない
・我慢して使っている感じがする
そんなミニ財布も、正直多い。
コンパクトだけど、我慢はしない。
ポケットや小さなバッグに収まるサイズ感
革の質感や佇まいが、きちんと伝わること
使うたびに、いいものを使っていると感じられること
そのバランスを考えた結果、
この三つ折りという形がいちばんしっくりきました。
分厚さには、ちゃんと理由があります

この財布は、
世界最小や極薄を売りにはしていません。
他のミニ財布と比べると、
少し厚みがあります。
それは、
・手縫いの太い糸に合う革を使っている
・薄くしすぎると、耐久性が落ちる
・数年後の状態まで想定して設計している
からです。
見た目の薄さより、
使い続けたときの安心感を優先しました。
実際に手に取った方からは、
なるほど、この厚みなら納得です
と言われることがほとんどです。
使い込むほど、完成に近づいていく財布
この財布に使っている革は、経年変化を楽しめる本革です。
新品のときが完成形ではありません。
・手に馴染み
・色に深みが出て
・自然なツヤが増していく
使った時間が、そのまま表情になります。
同じ財布でも、
使う人が違えば、まったく違う顔になる。
数年後、いい感じに育ってきたなと思える。
そんな前提で作っています。
セミオーダーという、もうひとつの理由
ATELIER SABOでは、セミオーダーで財布を作っています。
・革の色の組み合わせを変える
・糸の色を選ぶ
・ロゴの位置を変える
・左利き用にする
・少しだけ仕様を調整する
ほんの小さな違いですが、
自分で選んで作る財布は、不思議と特別になります。
実際にお客さんから、世界に一つの財布が作れて良かった
そんな言葉をいただいたこともあります。
作り手としても、特別な時間です
セミオーダーの財布を作る時間は、作り手である僕にとっても少し特別です。
この色の組み合わせ、どう仕上がるかな。
ちゃんと気に入ってもらえるかな。
そんなワクワクと、
少しの緊張を感じながら、
ひとつひとつ手を動かしています。
既製品の財布が悪いわけではありません
便利で、完成度の高い財布はたくさんあります。
ただ、もし今使っている財布に対して、
・素材が好きじゃない
・触ったときに気分が上がらない
・なんとなく、しっくりきていない
そんな物足りなさを感じているなら。
それは、
もう少し自分の感覚を大事にしてもいい
というサインなのかもしれません。
既製品の財布じゃ、もう物足りない。
そんな気持ちから、
本革で、セミオーダーできる
三つ折り財布を作りました。
今の自分にも、
これからの自分にも、
ちょうどいい財布を探しているなら。
この財布は、
きっと長く付き合える相棒になると思います。

