2026/01/19 17:26
ロングセラーの商品って、狙って作れるものじゃない。

例えばチョコのアポロとか、カッパえびせんとか。
特別に派手なわけでもないけれど、気づけばずっとそこにあって、何年・何十年と人に選ばれ続けている。
そういう存在って、ちょっと憧れます。
でも革製品でそれを例えようとすると、すぐには思いつきません。
財布ひとつ取ってみても、ここ5~6年でお客さんのニーズは大きく変わりました。
キャッシュレス化が一気に進んで、財布に求められる役割そのものが変わってしまったからです。
これから先も、きっと変わり続けると思います。
そう考えると「この革製品が10年、20年売れ続ける」というロングセラーを作るのは、かなり難しいとも感じています。
それでも。
次から次へと新商品を出し続けるよりも「⚪︎⚪︎といえばアトリエサボ」と言ってもらえるようなものが、ひとつでもあったらいいなと思うようになりました。
流行に合わせて形を変えるのではなく、使う人の暮らしの中に静かに馴染んでいくもの。
気づいたらずっと使っていて「そういえば、これ長いな」くらいの距離感で、そばにあるもの。
ロングセラーってきっとそういうものなんじゃないかなと思います。
狙って作るというより、ちゃんと作り続けた先に結果として残っていくもの。
アトリエサボもそんなものづくりができたらいいなと思っています。


