サボさんのゆるブログ

2026/01/11 18:34

老舗のようなクラフトフェアや、有名なイベントに出店するには、アーティストっぽいサイトやSNS、いわゆる商業感の薄い見せ方、値段や購入導線が前に出ていない構成にした方が良いのだろうか?

その方が選考に通りやすいのかなと考える事があります。

自分はオンライン販売に、かなり本気で向き合ってきました。

どうすれば分かりやすいか、どうすれば迷わず選んでもらえるか。

そうやって積み重ねてきたウチのオンラインストアは、クラフトフェアの選考という目線で見た場合に、「商業っぽい」「売りに出している」ように映ってしまうと思います。

最近「選考用に別のサイトを作った方がいいんじゃないのか」とアドバイスいただいたり、考えたりする事も。

でも同時に引っかかる疑問があります。それは商売の本質なんだろうか。

年々作り手が増え続け、倍率が高くなるクラフトフェアへの出店の確率を上げるために、本来の自分とは違う顔を用意する。

オンライン販売では「ちゃんと売ること」に向き合い、本気で取り組んでいるのに、イベント用にお見合いのような感じで「よそ行きの自分を見せる」。

そんなイメージ。

それは戦略と言えば戦略ですが、どこかで自分が大事にしてきたものを否定しているような気もします。

オンラインで販売することに、抵抗を感じている人は今でも少なくない気がします。

特に、手作りのものを作っている人ほど「実物を見てもらえないネットで売るのってどうなんだろう?」と感じている人は多いように思います。

その気持ち自体は、よく分かります。

ただ、その言葉の奥には「オンライン販売=無機質な物販」というイメージが、強く残っているようにも感じます。

でも、実際にオンラインで物が売れるかどうかは「商品を並べたかどうか」では決まりません。

今の時代、ただ物を置いているだけのサイトではほとんど何も起きない。

説明が必要なのはもちろん、お客さんとのやり取りがあって、迷いに付き合ってちゃんと納得してもらう。

対面販売以上に接客が必要な場合もあります。

オンラインだから、楽をして売っているわけでもなければ、ただの物としてしか扱っているわけでもない。

それを「ただの物販」と感じてしまうのは、売る側が、そういうやり方しか知らないのか、あるいは、そういう距離感でしか向き合ったことがないからなのか。

本来、オンラインであろうと、対面であろうと商売の基本は同じはず。

来てくれた人にちゃんと向き合って話をして納得して選んでもらう。

その積み重ねでしか長く続く関係は生まれない。

少なくとも自分のオンラインストアは、無機質な物販の場ではないつもりです。

そう言い切れるだけの時間と手間をこれまで注いできました。

だからこそ「イベントに出店したいがために考えを曲げる」それは自分がやりたい商売なのか?

いや、そういうわけではない。

でも、こんな話を公開していたら余計に選考は通らないよなと思いつつ。

それでも今はこの違和感をなかったことにせず、もう一度ちゃんと考えてみたいと思っています。


革や糸の色選び、使い方やお手入れのことなど「これってどうなんだろう?」と思ったことがあれば、気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。



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