2025/12/11 18:17
ギボシ留めの革小物をご検討いただくお客様から多いのがギボシの穴って、使っているうちに広がってゆるくなりませんか?というご質問です。
革製品を初めてお使いになる方ほど気になるポイントかと思います。
今日は「もしゆるく感じてきた時の対処法」について、サボさん目線でわかりやすくお話しします。
■ はじめは少し固め。
新品のギボシ穴は、あえて少し固く・きつめに作っています。
これは革が使うほど馴染んでくるため、後からちょうどよいテンションになるように計算しているためです。
使っていくうちに、革の繊維がギボシの頭の形に沿ってわずかに整っていき、留めやすさと外れにくさのバランスが取れた状態になります。
■ それでも「ゆるいかも?」と感じた時の対処法。
① 革の裏から革用ボンドを穴の内側にごく薄く塗る

もっとも簡単で効果が出やすい方法です。
・穴の内側にごく少量の革用ボンドを塗る。(革の裏側から塗る方がやりやすいです。)
・自然乾燥でしっかり乾かす。
膜ができる状態になり穴が少しだけ元のサイズに戻る様なイメージ。
※乾燥させるのにドライヤーは絶対に使わないでください。急激な熱を当てると表面が乾きすぎて割れるなど、革をダメにしてしまう危険性が高いです。必ず自然乾燥で、少し時間はかかりますが革にとって一番やさしい方法です。
② ギボシの頭を一回り大きいものに交換する
どうしても改善しない場合の「最終手段」です。
大きい頭のギボシに交換すると、穴とのフィット感が強まり、外れにくくなります。
ただし、革の穴 → ギボシ交換 → また馴染む…という「イタチごっこ」になりやすいため基本的には ①でも直らない場合だけおすすめしています。
■ ギボシの穴は育つもの。
それでもギボシは人気があり可愛く愛され続けるデザインで、何よりサボさんが個人的にギボシ好きで色々な商品に使用しています。
そんなギボシは革の柔らかな動きと相性の良い金具で、使うほど手に馴染んでいく魅力があります。
最初は固め、使うほど馴染む。そして、もしゆるいと感じても、ちょっとしたケアで多少は戻せる仕組みです。
ただ絶対にダメにならないと断言はできません。
革製品は金具周りから壊れることが多いと感じます。
補修できるのか、できないレベルなのかも状態を見てみない事にはハッキリとは言えず申し訳ないのですが、もし不安なときやセルフケアに自信がない場合はお気軽にご相談ください。
気持ちよく長く使っていただけるよう丁寧にお手伝いします。



